植平工業株式会社「環境宣言」
はじめに
 今日、地球規模の環境悪化を持ち出すまでもなく、身近な環境の変化に気づくことが多い。たとえば、あまり暑くならない夏、寒くならない冬、蛍やめだかの激減、等。
 自分たちが子供だったころの豊かな自然、良好な環境を私たちの子供に何とか残したいと私たちは思っている。そして、その思いを今すぐ具体的な行動に移さなければならない。

 人間は限りない創造力と弛まぬ努力によって強大な「力」を手に入れ、その「力」を使って自らの欲求を満たしてきた。いまやその「力」は地球環境を脅かすほどになってきている。
 私たちが理性と知性を持ち合わせず、ただ強大な「力」を手に入れたのなら、これほど危険なことはない。幸い私たちは自分の生活が地球環境と切り離して成り立ち得ないことに気づいた。ここらで何か手を打たないと取り返しのつかない事になると、皆薄々気づきはじめたのである。私たちは生きてゆく時、何らかの負荷を環境にかけている。その負荷が自然を構成する一要素として妥当なレベルであるのか、過大なものなのかを検証し、もし過大なものなら生き方の変更を含めて考え直さなければならない所まできてしまった。しかし、多くの人は具体的な行動をおこしてはいけない。

 
 植平工業は21世紀に生き残りたいと強く願っている。
 今や環境に配慮せず企業活動を行うことは不可能である。もし環境に対しなんの配慮もなく企業活動を行ったとしたら、地球環境や次の世代のためには罪であると考えている。 企業として最低限の義務である環境保全の努力を果たすことなくその存続を望むことはできない。私たちは具体的、効果的な環境保全のために貢献できる企業、個人となる為、以下の行動指針を定め、実行する。。

私たちが地球の環境保全のためにできること
◎資源・エネルギーの消費について
資源やエネルギーには限りがあり、いかに有益に、効率よくそれらを大切に消費するかが非常に重要なことである。そのために
1、主たる消費資源である鋼材のスクラップ減少とリサイクルの徹底を図る。
2、主たる消費エネルギーである電力と石油類の効率的使用、効率の監視を行う。

◎環境に対する負荷について
私たちの会社も環境負荷をかけながら事業活動をせざるを得ない。私たちが環境に対してかけている負荷はその企業活動に対して妥当なものであろうか。その負荷を不断の努力で軽減しているだろうか。現状の正しい評価と未来のビジョンに対してのコミットメントが必要であると考える。そのために
1、EMSを活用し、会社の環境負荷を正しく評価し、あくなき軽減活動を展開する。
2、緑化運動や環境教育など、環境保全のための運動を社内外に展開する。
3、当社が排出する排水について監視を行う。

◎地域社会と地域環境について
私たちの仕事は狭い社内で完結するものではない。多くの利害関係者を巻き込みながら活動を行っている。得意先、購買先、社員、その家族等の直接的利害関係者以外にも大きな影響を与えながら活動を行っていることを忘れてはならない。企業が地域社会の一員であることを強く認識し、地域社会にために何ができるかを常に意識しながら活動を行わなければならない。そのために
1、私たちの企業活動及び環境負荷について、地域社会からの関心に対して積極的に情報を開示する。
2、企業として地域社会や地域の環境に対して、貢献できることを具体的かつ継続的に実行する。

終わりに
 私たちは豊かな自然が残るこの地で企業活動を今後も続けたいと強く願っている。これは人が生きつづけたいと願う祈りにもにた根源的な願いである。その願いを実現するために私たちは小さくとも確実に一歩を歩みださねばならない。
 私たち一人一人が、その家族が、私たちの企業が自然を構成する一要素としてあることを実感し、環境のために我々ができる最大限の努力を弛まず行う事をここに宣言する。

2000年8月23日
植平工業株式会社
代表取締役

植平 修

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